ゲスターゲン含有のトリキュラーと抗生物質の相性

ピルの中でも一番認知度の高い、使いやすいのがトリキュラーです。
避妊目的はもちろん、月経困難症、子宮内膜症などの婦人系の辛い症状緩和にも有効な薬です。
副作用も少なくて、多くの方に利用できる安全性の極めて高いピルです。
トリキュラーは女性ホルモンが含まれていますので、その量を人工的に調節することで、体が妊娠していると勘違いして機能するようにするものです。

しかし、含まれているホルモンは女性ホルモンだけではありません。
男性ホルモンと似た働きをするゲスターゲンも含まれています。
この2つのホルモンの働きやバランスによって、体の機能が成り立ちますので、どちらも必要不可欠なホルモンです。

ゲスターゲンは黄体ホルモンとも言われます。
女性でも誰でも体にあるホルモンです。
ゲスターゲンは不妊症や生理不順を予防する働きがありますので、月経をコントロールしながら婦人科系統を整える効果もあります。

しかし、注意点もあります。
このトリキュラーは抗生物質と一緒に服用してしまうと、効果が減少してしまいます。
抗生物質と一緒だと、避妊効果はもちろん、婦人科系統に働きかける力も減少してしまいますので、しっかりとした効果を望むなら併用は避けた方が良いでしょう。
抗生物質と一緒に服用しても、ショック症状などの急激な変化はないことが多いですが、効果を落としてしまうので互いの薬の良い点を引き出すことができません。

もし、抗生物質を服用しなくてはならない場合は、医師に相談した方が良いでしょう。
トリキュラーの良い面を引き出すためにも、抗生物質と同時は避けるように心がけた方が無難です。
通常は非常に安全性の高い避妊薬ですので、ポイントをおさえればリスクなく服用できます。